JISSA会員団体は、奨学金支給以外にも各団体がさまざまに工夫を凝らして「留学生支援策」に取り組んでいます。 このページでは2011年に実施した留学生支援についてのアンケート結果をご紹介します。

アンケート実施期間:2011/8/1?8/31
回答率:58団体 / 60団体 = 97%

アンケート集計
(Q3)平成23年度に採用された留学奨学生と国内奨学生の人数をお知らせください。
最大最小平均※
留学奨学生 827 3 42.5
国内奨学生 88 2 19.4
※「平均」は奨学生人数あり(0を除く)で算出
留学奨学生数最団体:ロータリー米山記念奨学会
国内奨学生数最大団体:電通育英会
(Q4)奨学金の支給方法を下記選択肢からお選びください。
件数比率
銀行振込 36 62.1%
手渡し 14 24.1%
その他 8 13.8%
合計 58 100.0%
(Q4)奨学金以外の活動内容
※記入無しは「いいえ」として集計。
実施検討中未実施
1 研修会 38
(65.5%)
-
(-)
20
(34.5%)
58
2 セミナー・講演会 20
(34.5%)
3
(5.2%)
35
(60.3%)
58
3 見学会 30
(51.7%)
1
(1.7%)
27
(46.6%)
58
4 親睦会・交流会 54
(93.1%)
1
(1.7%)
3
(5.2%)
58
5 送別会・修了式 43
(74.1%)
2
(3.4%)
13
(22.4%)
58
6 旅行 11
(19.0%)
-
(-)
47
(81.0%)
58
7 会報 40
(69.0%)
-
(-)
18
(31.0%)
58
8 年賀状・暑中見舞い・クリスマスカード 43
(74.1%)
1
(1.7%)
14
(24.1%)
58
9 名簿 39
(67.2%)
3
(5.2%)
16
(27.6%)
58
10 奨学金支給終了後のOB・OG会 35
(60.3%)
6
(10.3%)
17
(29.3%)
58
11 個人面談 36
(62.1%)
1
(1.7%)
21
(36.2%)
58
12 IT活用のコミュニケーションツール 24
(41.4%)
7
(12.1%)
27
(46.6%)
58
13 その他 8
(13.8%)
-
(-)
50
(86.2%)
58
●「実施」多数項目
親睦会・交流会 54団体(93.1%)
送別会・修了式 43団体(74.1%)
年賀状・暑中見舞い・クリスマスカード 43団体(74.1%)
●「未実施」多数項目
旅行 47団体(81.0%)
セミナー・講演会 35団体(60.3%)
見学会 27団体(46.6%)
IT活用のコミュニケーションツール 27団体(46.6%)
●「実施」多数団体
 [実施数:12]
東燃国際奨学財団
ロータリー米山記念奨学会
 [実施数:11]
渥美国際交流財団
小林国際奨学財団
?山国際教育財団
東亜留学生育友会
日立国際奨学財団
ヒロセ国際奨学財団
山岡育英会
 [実施数:10]
伊藤国際教育交流財団
岡本国際奨学交流財団
佐藤陽国際奨学財団
アンケート結果抜粋
1.研修会
親睦・見学を兼ねた研修旅行(参加義務がある研修会も多数あり)  財団事業の説明会・オリエンテーションを実施 伝統文化の体験や観光、スポーツ等を通して交流を深める
2.セミナー・講演会
奨学生OBによる講演会、財団の関係者や大学教授を招いた講演会 講演会を含む一泊二日のセミナー 懸賞論文大会と共に、入賞者によるパネルディスカッションを開催 研究テーマの発表会
3.見学会
母体企業、母体企業の子会社、関連会社の工場見学  研究発表会の中に工場見学を盛り込んでいる 各種工場、美術館、博物館、日銀、国会議事堂、地下鉄建設工事現場などを見学
4.親睦会・交流会
学金授与式 歓迎会 納涼会 クリスマス会 座談会 家族まで参加できる交流会  支援者主催のホームパーティー 生活指導を兼ねた食事会 OB・OG交流会
5.送別会・修了式
修了証書授与式 卒業旅行 歓送迎会 研究発表会や交流会と兼ねて実施  記念品(行事の写真をアルバム、卒業記念メダル、財団名刻印付きウオッチなど)を贈呈
6.旅行
研修旅行が多数 交流旅行 スキー旅行 観光旅行 日帰りバスツアー  広島の平和祈念館や原爆ドーム、京都・奈良などの文化財の見学
7.会報
会報誌・情報誌・機関紙の発行 奨学生が自ら企画・編集し発行 誰でも無料購読できるメールマガジンの配信 奨学生向け機関誌と、寄付者向け機関紙 奨学生の感想文などを載せた交流誌
8.年賀状・暑中見舞い・クリスマスカード
年賀状、暑中見舞い、クリスマスカード、誕生日カードを送付 OB・OGへも送付  海外の学生についてはメールでグリーティングカードを送付 カレンダーにクリスマスカードを同封し送付
9.名簿
奨学金贈呈式・例会時・交流会時に配布 年報に全奨学生のリストを掲載 ホームページに公表  毎年1回近況調査のメールを出し、名簿を更新
10.奨学金支給終了後のOB・OG会
国内・海外でのOB・OG会を実施 年報の送付や年賀状の交換、懇親会や旅行会への招待  近況確認のメール連絡 補助金を設けて日本への里帰りを実現
11.個人面談
随時、相談があれば対応している団体が多数 事務局訪問をオープンにしていつでも相談に乗る  個人面談を定期的に実施 現状の報告書を提出してもらい、メール方式で悩み相談を受ける
12.IT活用のコミュニケーションツール
ブログ、facebook等を活用 メーリングリストによる交流 ホームページに奨学生用ページを設置
留学生支援で困っている事
卒業後の留学生の現状把握が難しい 給付が終わると連絡が取れなくなる  奨学生の行事の日程調整が難しい 資金が常に不足 就職活動の情報が不足
活動実施率
  • 12項目(前回実施項目は10項目)のうち6項目(グラフ内赤字項目)で前回アンケート時よりも実施率が上昇している。「?研修会」と「?旅行」の変動が大きいのは研修旅行を「?旅行」ではなく「?研修会」に含めるようにした事による影響。
  • おおむねどの項目も半数以上の団体が実施しており、中でも「?親睦会・交流会」は9割を超えておりほとんどの団体で実施している。
(クリックすると拡大します)
赤字=前回実施率より上昇 青字=前回実施率より減少
「?セミナー・講演会」と「?IT活用のコミュニケーションツール」は前回アンケート未実施